社内パソコン教室(仮)Excelでセルをロックする

「間違って大事な数式消しちゃった…」
あちゃー…
なーんてことにならないように、大事なセルは変更できないようロックをかけよう!

Excelでセルをロックする

Excelにはシートやブックの保護機能があって、それを使うとセルをロックすることが出来る。

Windows7, Excel2010 の場合
  1. リボンにある "校閲" をクリック
  2. "シートの保護" をクリック
  3. パスワードと詳細を設定して "OK"
    • よくわからなければパスワードは空欄にしておいた方が無難


Windows xp, Excel2003 の場合
  1. "メニューバー" にある "ツール" をクリック
  2. "保護" "シートの保護" を開く
  3. パスワードと詳細を設定して "OK"
    • よくわからなければパスワードは空欄にしておいた方が無難

デフォルトの設定では、すべてのセルがロックされるようになっているので、一部のセルを編集できるように設定を変更する。

セルをロックしないように設定
  1. ロックしたくないセルの上で右クリック
  2. "セルの書式設定" の "保護" タブをクリック
  3. "ロック" のチェックを外して "OK"

これでシートを保護しても一部のセルだけ編集できるようになります。

こんなときに使おう

シートのロックは、データベースとして使う時に便利。

たとえばこんな名簿を用意して…


B2 は、名簿から出席番号が一致する生徒の名前をもってくるようにしておく。


出席番号を入力するセルだけロックを解除しておけば、入力した出席番号に合わせて名前もかわる。


それ以外のセルを編集しようとするとエラーメッセージが

おわり

「間違って数式消しちゃった…」と何度も呼ばれて、他人(既に退職)が作ったシートの手直しをするのが面倒だったから、セルロックした。
つくった人と使う人が違う場合、特に使う人が詳しくない場合は、編集する必要がないセルはロックしておくと、後が楽。

なぜ使用例の名簿が 魔法先生ネギま!なのかは気にしない方向でw